大学入試徹底攻略

東大生が幅広く高校物理、高校数学の解説をします

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場合の数と確率

←メインメニュー 場合の数:集合の要素の個数 集合の要素の個数の一般論 集合の要素の個数n(A) 和と差の法則 積の法則 具体的な集合に対する要素数の計算 順列 円順列 組み合わせ 同じものを含む順列 重複を許す組み合わせ 確率 確率の基礎 標本空間、根元事…

論理・集合・場合の数・確率

←メインメニュー 命題論理 命題の定義 否定の定義 かつとまたはの定義 命題論理のドモルガンの法則 ならばの定義 必要条件(必須条件)と十分条件 背理法、対偶命題、裏、逆 いろいろな法則 述語論理 パラメタ付きの命題、存在記号と全称記号 アリストテレスの…

指数関数・対数関数

←メインメニュー 指数関数の意味 指数関数の解析的定義 指数関数の加法定理 指数関数の逆関数としての対数関数 対数関数の微分 対数関数の乗法定理 一般の指数関数の底 一般の指数関数の加法定理と指数法則 一般の対数関数の底 一般の対数関数の乗法定理と対…

ベクトル

←メインメニュー 平面ベクトル 平面ベクトルの定義と意味 平面ベクトルの幾何学的定義 二点間の関係性:有向線分とベクトルの定義 ベクトルの加法減法と実数倍の定義 ベクトルの内積の定義 平面ベクトルの代数的定義 ベクトル空間の公理 内積の定義 角度の定…

初等幾何学

←メインメニュー 平面幾何学 幾何学の公理と一般的性質 ベクトルを用いた公理 長さについて 角度について 面積について 図形の分析 直線やその一部分 対頂角、同位角、錯角 平行線 三角形 三角形の定義と成立要件 三角形の面積 内接円と外接円 三角形の五心 …

数と式・多項式・方程式

←メインメニュー 数の体系 数の概念の拡張 自然数の公理 自然数の演算法則 自然数から整数へ 整数の演算法則 整数から有理数へ 有理数の演算法則 有理数から実数へ 実数の演算法則 実数から複素数へ 複素数の演算法則 多項式の理論と方程式 多項式の定義と多…

熱サイクルと熱効率【熱力学】【熱力学第一法則】

←熱力学のメニュー 熱機関(熱サイクル)とは 熱サイクルの熱力学第一法則 熱効率とは 熱効率の熱のみによる表現 熱機関(熱サイクル)とは 熱サイクルとは系が何らかの変化をした末に元の状態に戻るという過程のことである。 熱サイクルの熱力学第一法則 熱…

水素原子からの光子の放出【原子物理】

←原子分野のメニュー 光子の放出におけるエネルギー保存則 水素原子の線スペクトルのリュードベリの公式 水素原子から光子が放出される現象をボーアの量子条件から説明します。 光子の放出におけるエネルギー保存則 水素原子の電子の全エネルギーはボーアの…

ボーアの量子条件【原子物理】

←原子分野のメニュー ボーアの理論 量子条件の粒子性による表現 水素原子の電子軌道とボーア半径 半径 速度・運動量・ドブロイ波長 運動エネルギーと全エネルギー ボーアの量子条件について説明します。 ボーアは原子核の周りを回る電子についての理論を作り…

理想気体の内部エネルギーを全て取り出す方法【熱力学】【エネルギー】

←熱力学のメニュー 理想気体の内部エネルギーがnc_VTで表せることが実感できる例題です。 問題設定 解答 問題設定 理想気体が入った容器。右の壁は可動式となっている。壁は断熱壁。周囲は真空。 上の図のような状況を考える。物質量nの温度Tの理想気体が容…

送信側のみが動くドップラー効果と衝撃波の発生【波動】【物理】

←波動のメニュー 送信側のみが動く場合のドップラー効果の一般公式 証明 衝撃波の発生 送信側のみが動く場合のドップラー効果の一般公式についてです。 1次元の場合だけでなく、2次元や3次元空間を動く場合でも成立する公式です。 しかも送信側の波の周波数…

受信側のみが動くドップラー効果の公式【波動】【物理】

←波動のメニュー 受信側のみが動く場合のドップラー効果の一般公式 証明 受信側のみが動く場合のドップラー効果の一般公式についてです。 1次元の場合だけでなく、2次元や3次元空間を動く場合でも成立する公式です。 しかも送信側の波の周波数が時間変化して…

一次元上を等速度運動する受信者と送信者のドップラー効果の公式【波動】【物理】

←波動のメニュー 一次元上を等速度運動する受信者と送信者のドップラー効果の公式 証明 一次元上を等速度運動する受信者と送信者のドップラー効果の公式を証明します。 一次元上を等速度運動する受信者と送信者のドップラー効果の公式 一次元上(x軸上)を。送…

受信側と送信側が共に動くドップラー効果の一般公式【波動】【物理】

←波動のメニュー 受信側と送信側が共に動くドップラー効果の公式 証明 まとめ 受信側と送信側が共に動くドップラー効果の公式とその導出です。 1次元上の動きだけではなく、2次元空間や3次元空間内のどんな動きにも対応しています。 しかも送信側の波の周…

崩壊の時間発展と半減期【原子物理】

←原子分野のメニュー 崩壊数の微分方程式 崩壊の時間発展 寿命と半減期 寿命 半減期 まとめ 原子核などが崩壊するときの寿命と半減期についてのまとめです。 崩壊数の微分方程式 原子核などの崩壊する粒子の数は、時刻tの時N(t)と表すことができます。 徐々…

光子の粒子性と波動性【原子物理】

←原子分野のメニュー 光子の粒子性 光子の波動性 エネルギー運動量保存則 光子には点粒子と波の二重の性質があります。この二重性がなぜ成り立つのかということについては、大学以降で学ぶことになります。高校物理で学ぶ光子の粒子性と波動性の性質をまとめ…

電子の粒子性と波動性【原子物理】

←原子分野のメニュー 電子の粒子性 電子の波動性 電子は点粒子と波の二重の性質があります。この二重性がなぜ成り立つのかということについては、大学以降で学ぶことになります。高校物理で学ぶ電子の粒子性と波動性の性質をまとめました。 電子の粒子性 電…

ポアソンの法則の証明【熱力学】【断熱変化】

←熱力学のメニュー ポアソンの法則 証明 ポアソンの法則を証明します。 ポアソンの法則 理想気体は断熱過程において (つまりも) が一定に保たれる。ここでは比熱比 である。 証明 断熱変化におけるエネルギー収支から また、理想気体のエネルギーは と書ける…

ジュールの第二法則とマイヤーの関係式の証明・導出【熱力学】

←熱力学のメニュー ジュールの第二法則 マイヤーの関係式 証明 ジュールの第二法則 (理想気体の)内部エネルギーは物質量が一定の時、温度のみで決まる。 これは仮定として認めることにします。 マイヤーの関係式 理想気体の定積モル比熱と定圧モル比熱の間に…

理想気体の内部エネルギー【熱力学】【定積モル比熱】

←熱力学のメニュー 単原子分子理想気体 単原子分子理想気体の内部エネルギー 単原子分子理想気体の熱力学第一法則 単原子分子理想気体の定積モル比熱 単原子分子理想気体の定圧モル比熱 一般の理想気体 まとめ 理想気体の公式とそこから導かれる事実をまとめ…

理想気体の状態方程式の二つの形【熱力学】【ボルツマン定数】【気体定数】【アボガドロ定数】

←熱力学のメニュー 理想気体の状態方程式 バージョン1 理想気体の状態方程式 バージョン2 ボルツマン定数、気体定数とアボガドロ数の関係、物質量と粒子数の関係 理想気体の状態方程式 バージョン1 これが理想気体の状態方程式(バージョン1)です。 p,V,n,R,T…

断熱変化と気体のした仕事【熱力学】

←熱力学のメニュー 断熱変化とは 断熱変化におけるエネルギー変化 断熱変化とは 断熱変化とは となる変化のことを言います。 断熱変化におけるエネルギー変化 熱力学第一法則は 断熱変化においては となります。ここで、pは体積に依存しうるということに注意…

定圧変化と気体のした仕事【熱力学】

←熱力学のメニュー 定圧変化における気体のした仕事 定圧変化における気体のした仕事 気体のした仕事の一般則から、 ですが、定圧変化においては、pが一定なので、両辺の積分は、 となります。 は単なる変化量であり、無限小ではなくても良いということがポ…

熱容量とモル比熱【熱力学】

←熱力学のメニュー 熱容量とは 正確な定義 比熱 状況によって変わる 定積モル比熱 定圧モル比熱 熱容量とは 熱容量とは、1K温度を上げるのにどれだけの熱が必要かを表した量です。 つまり、与えた熱量を△Qとし、上昇した温度を△Tとすると、熱容量Cは です。…

熱エネルギーと熱力学第一法則【エネルギー保存則】【永久機関】

←熱力学のメニュー 熱エネルギーとは何か 熱力学第一法則 熱エネルギーとは何か 力学では、力学的エネルギー保存則を重要な法則の一つとして学びました。 そこで、運動量保存則と同じように、エネルギーも保存する量なのではないかという考え方が生まれます…

定積変化と気体のした仕事【熱力学】

←熱力学のメニュー 定積変化においては気体は仕事をしません。 なぜなら気体の仕事は だが、体積変化dVは0だからです。 基本的なことですが、しっかり押さえておきましょう。

圧力と力、気体がする仕事、される仕事【熱力学】【仕事】【圧力】

←熱力学のメニュー 気体の圧力 気体が外界にする仕事とされる仕事の説明 証明 注意点 気体の圧力 気体の圧力pがある時、気体をかこう壁は、気体から力を受けている。 微小な壁の面積dSが受ける微小な力は、であり、その向きはdSと垂直で、外向き(気体と逆向…

エネルギーと物質量、粒子数の示量性【熱力学】

←熱力学のメニュー 系の内部エネルギーUと、物質量n、あるいは粒子数Nには、示量性という性質があります。それは以下のような性質です。 気体A,気体Bがあったとする。 それらの内部エネルギーを、物質量を、粒子数をとする。 気体AとBを合わせて新しい気体C…

熱力学の攻略

←メインメニュー 熱力学の公式集 熱力学の一般論 エネルギーと物質量の示量性 圧力と力、気体がする仕事 熱エネルギーと熱力学第一法則 比熱と熱容量 定積変化 定積変化では気体は仕事をしない 定圧変化 定圧変化と気体のした仕事 等温変化 断熱変化 断熱変…

バネに繋がった重りはなぜ単振動をするのか?【単振動の微分方程式の解法】【力学】

←力学のメニュー 単振動をもたらす力と力学的エネルギー保存則 方程式を解く バネにつながった重りや振り子の運動がなぜ三角関数で表せるのか、つまりなぜ単振動するのか、ということを力学的エネルギー保存則から導きます。 単振動をもたらす力と力学的エネ…