物理の解説系参考書を徹底比較!【微積物理】【公式物理】
物理の教科書だけを使って勉強している人はいらっしゃるでしょう
でも、教科書だけで理解することが難しい場合や、逆にもっと深掘りして理解したいと思っている方には、解説系の参考書がお勧めです
そこで、いくつかの解説系参考書の紹介をしておきます
物理のエッセンス
「物理のエッセンス」は、若干、説明が直感的すぎるところがある。フィーリング重視の人にお勧め。それと、少ない原理からいろいろな法則を導出するというより、公式や解法パターンの積み重ねで理解を進めるというスタイルをとっている。
つまり、微積物理というより、公式物理。
微積物理派からは嫌われている。
お勧めの人:微積を使いたくない人、フィーリングが好きな人、原理的な面はあまり興味がなく、解き方だけ知りたい人
お勧め度:50
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以降の三つは全て微積物理なので注意です。どれも本格派の本なので、難関大志望者は、少なくともどれか1セットは持っておくことをすすめます。
理論物理への道標
微積物理の王道の参考書。
新・物理入門との違いは、高校範囲外の内容が多いことと、価格です。
お勧め度:100
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はじめて学ぶ物理学
抽象→具体の順序に従う、演繹的な理論構成で非常によく体系的にまとまっており、厳密性を重視している。
当然微積物理。
価格だけがネック。
お勧め度:100
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新・物理入門
微積物理の鉄板といえばこれ。
理論物理の道標と違い、高校範囲外の内容はあまり含まれていない。ただし、高校範囲内の内容を説明するために(主に高校数学の)微積分を使用するところが、高校教科書とは違う。
これ一冊で全分野を含んでいるので、安いのもメリット。
お勧め度:100
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