エネルギーと物質量、粒子数の示量性【熱力学】
系の内部エネルギーUと、物質量n、あるいは粒子数Nには、示量性という性質があります。それは以下のような性質です。
気体A,気体Bがあったとする。
それらの内部エネルギーを、物質量を、粒子数をとする。
気体AとBを合わせて新しい気体Cを作る。Cの内部エネルギー、物質量、粒子数をそれぞれとすると、
である。
これは当たり前の性質に思われるかもしれませんが、気体を混合させる問題などで用いるので、注意してください。
系の内部エネルギーUと、物質量n、あるいは粒子数Nには、示量性という性質があります。それは以下のような性質です。
気体A,気体Bがあったとする。
それらの内部エネルギーを、物質量を、粒子数をとする。
気体AとBを合わせて新しい気体Cを作る。Cの内部エネルギー、物質量、粒子数をそれぞれとすると、
である。
これは当たり前の性質に思われるかもしれませんが、気体を混合させる問題などで用いるので、注意してください。